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普通の花火

第91回 秋田・大曲 全国花火競技大会

秋田には日本一の花火大会がある
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メッセージ

全国花火競技大会「大曲の花火」が、今年第91回目の夏を迎えます。明治43年に始まり、途中、戦争や災害などにより中断せざるをえない時期もありましたが、地元の方々の熱意と花火師の皆さんのチャレンジングスピリット、そして全国の花火ファンの皆さん、関係各位のご支援により、今や日本最高峰の花火競技大会と呼んでいただけるまでになりました。これまでのご厚情に対し、心から感謝を申し上げるとともに、これからも皆様の思いを結集しながらさらなる高みを目指して参ります。
今大会のテーマは「行雲流水 日々に新たに、又た日に新たなり」であります。ご観覧の皆様にはこのテーマを感じていただきながら、「大曲の花火」の歴史とロマン、花火師の皆さんが創意工夫を重ねて作り上げた珠玉の芸術作品の数々を、心ゆくまでご堪能いただきたいと存じます。

大仙市長
老松博行 氏

100年以上の歴史を持つ「大曲の花火」は、皆様からより喜んでいただける大会運営を目指しております。今回の大会テーマを「行雲流水 日々に新たに、又た日に新たなり」とし、歴史により磨き上げられた伝統文化として未来へ日々進化し続けながら引き継いでいこうとする“決意”と“覚悟”を表しました。
本競技大会は、全国から選び抜かれた27人の花火師の方が日本一を目指し、精魂こめて製作した作品を打ち上げます。厳正な審査のもと、内閣総理大臣賞をはじめ、数々の褒賞が授与されます。全国でも唯一の昼花火、伝統的な十号玉の芯入割物の部、自由玉の部、創意工夫をこらした創造花火の4部門にわたり、それぞれ繰り広げられる花火師の方入魂の作品を十分にご堪能いただければと思います。
毎年好評を博している「大会提供花火」は、これまで以上に広範囲に整備された打上場を幅広く使い、さらにグレードアップした規格でお届けします。華々しく迫力満点の花火の光と音の演出で皆様方を夢のステージへと誘います。また、競技以外にも、オープニング、前年度内閣総理大臣賞受賞者による特別プログラム、スポンサー花火など数多くの見どころを準備しております。

大曲商工会議所
佐々木繁治 氏

花火鑑賞士に聞いた、夜花火鑑賞のポイント

夜花火には、割物、吊物、小割物、型物、曲物などがあり、それぞれに特長があります。
なかでも、割物は花火師の腕の見せどころです。
割物花火の鑑賞ポイントは色々ありますが、次の点に注視して鑑賞すると、
また違った面白さがあります。ハイビジョンで大曲の花火を楽しみましょう。

①玉の座りが良いか

打ち上げられた玉が、ちょうど最高点に達した際に開花するのが理想的です。
上昇の途中や落ちるときに開花すると、均整の取れた球状になりません。

②盆の形が良いか

花火の星が飛び散って作る球状を盆といいます。これがきれいな円(まん丸)を描き、玉に見合った広がりが必要です。

③肩が良いか

星が放射線状に均一にまっすぐ飛ぶのが理想的です。星が抜け落ちたり、まばらだったり、星がまっすぐ飛ばずにふらふらと泳ぐのもよくありません。

④消え口がそろっているか

星が消え残らずに、一斉に変化し一斉に消えているかを見てみましょう。

今年から新たに新設される褒賞があります

特別賞として「佐藤勲賞」が新設されます。

佐藤勲氏とは

昭和31年に大曲の花火の実行委員会庶務部長に就任し、昭和37年には大会委員長に就任されました。観客動員数が激減していた当時、佐藤氏はその対策として新しい花火の開発を進めました。「花火は丸いもの、色は二度、三度と変わるもの」という既成概念を取り払い、さまざまな反発や障害を乗り越え、形は自由、色は単色でも良いという「創造花火」を生み出したのです。昭和54年には、ドイツで花火を打ち上げ、打ち上げ前日に行われた記者会見では「ベルリンの地上には壁があるが、空には壁がない。日本の花火はどこから見ても同じように見えるので、西の方も東の方も楽しんで見てください」というコメントを残しています。

創造花火


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写真提供:大曲商工会議所