記録的な浸水【高井伴明】
7月15日を中心とする記録的な大雨により、災害に見舞われた被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。
秋田市では、残念ながら耐えられない雨量で、かつてない広範囲で浸水被害が発生しました。
私の住む建物も、1階が床上浸水しました。
地球温暖化が進むと豪雨災害が増えるとされています。
県内も、まさにその段階に入ったと感じざるをえません。
もちろん、今回のような大雨が、今後はないことを祈っています。
しかし、残念ながら、地球温暖化が解消されない限り、同じような気象状況になれば、また起こる可能性があります。
では、浸水にどのように備えればいいのでしょうか。
まず、自治体が浸水被害の状況を正確に把握し、これほどまで浸水した原因を究明することが重要です。
自治体レベルでの対策は、川の氾濫や内水氾濫を防ぐことが想定されます。
ただ、かなり広範囲の根本的な問題であり、非常に時間とお金がかかりそうです。
では、個人レベルでできることはあるのでしょうか。
浸水のリスクがある以上、それを踏まえた生活をするのがよいですが、これは特に高齢者を中心に難しい問題です…。
具体的な対策は、川や周辺の水位をこまめに確認し、いざというときは、とにかく家の中に水が入らないようにすることが重要です。
浸水対策グッズは、今、数多くあります。
一度、インターネットや近くのホームセンターなどで、確認しておくのがいいかもしれません。
最後に、大雨の被災者の皆様に、一日も早い復興と穏やかな日々が訪れることを心から願っています。