1月のお題 「べごっこ(秋田弁で『うし』の意)」「好きな秋田弁を使った川柳」
「画面から めちょこぐ呼ぶ声 初ゼリフ」 (美郷町 きこ さん)
※「めちょこぐ」は「かわいく」の意味。

「『えぐ来たな!』ばさまのへながの 雪ほろぐ」 (大館市 万年青春男 さん)
※「えぐ」は「よく」、「へなが」は「背中」、
「ほろぐ」は「はらい落とす」の意味。
「乳呑み児を 抱き 母 束の間 べごっこに」 (秋田市 安保和子 さん)
「雪よしぇを 終わった後に のっちのち」 (横手市 夕 秋也 さん)
※「雪よしぇ」は「雪よせ(雪かき)」、
「のっちのち」は「どっさりどっさり」の意味。
1月のお題 「べごっこ(秋田弁で『うし』の意)」「好きな秋田弁を使った川柳」
「コロナ禍を モーと一蹴り べご頼み」 (秋田市 近藤康友 さん)

「床の間で 見守る干支の べごまなぐ」 (鹿角市 伊藤国翁 さん)
※「べごまなぐ」は「うしのまなざし」の意味。
「べごどしの 大器晩成 オドとアバ」 (鹿角市 三浦善隆 さん)
※「オド」は「お父さん」、「アバ」は「お母さん」の意味。
「春なれば ねぐなるゆぎに 手間かがる」 (大仙市 斎藤英夫 さん)
※「ねぐなる」は「無くなる」の意味。
12月のお題 「うるだぐ(秋田弁で『慌てる』の意)」「好きな秋田弁を使った川柳」
「恋人を うるだぐ親に さっと告げ」 (秋田市 安保和子 さん)

「ピンポンの おどに うるでゃで マスク着け」 (潟上市 小熊顕二 さん)
※「うるでゃで」は「慌てて」の意味。
「黒い影 過ぎり うるだぐ 茸取り」 (鹿角市 伊藤国翁 さん)
「うるだぐな この先二人 ゆるり旅」 (秋田市 伊藤澄子 さん)
12月のお題 「うるだぐ(秋田弁で『慌てる』の意)」「好きな秋田弁を使った川柳」
「今日も又 うるだぐ夢で 目がさめた」 (秋田市 梅村哲正 さん)

「しなりじえ かがは苦楽を 併せ呑む」 (横手市 正しい子☆ぴっかりん さん)
「熊よ寝れ コロナよ休め さびぐなった」 (大仙市 斎藤英夫 さん)
「うるだぐな 孫のバスケに ババ叫ぶ」 (大仙市 粟津為勝 さん)
11月のお題 「しなりじえ(秋田弁で『粘り強い』の意)」「好きな秋田弁を使った川柳」
「しなりじえ かあのしょぽねが 屋台骨」 (北秋田市 平川豪 さん)

「苦も楽も しょった海老腰 しなりじえ」 (横手市 正しい子☆ぴっかりん さん)
「コロナたち しなりじえくて 困たもだ」 (秋田市 福田宏子さん)
「孫らぬぐ でいこんひとつ 残すじじ」 (秋田市 羽沢均 さん)