2022年05月09日 (月)
秋田・自転車めぐり（井川・五城目・八郎潟・大潟編）【高井伴明】
桜は期間限定＆安定した晴天となれば、もう行くしかありません。
もちろん自転車で。
4月下旬、人名のようでインパクト大の「ＪＲ井川さくら駅」からスタート。
めざすは、200種の桜が植えられている日本国花苑です。
途中、ご高齢のご夫婦が、駅から国花苑に向かって、およそ1.5キロの距離を歩いていました。
男性がずんずん進むのに対し、女性は必死についていくのを見て、いざなう桜の魅力や亭主関白について考えていると到着。
番組内で紹介した「紅豊」のほかに「白妙」という八重咲の桜が見ごろでした。
続いて、五城目町で馬場目川沿いの桜を眺めていると、対岸では護岸工事中で、過去の水害について思いをめぐらせました。
八郎潟町の新庁舎横を抜けると、今回のメインディッシュ、大潟村の「桜・菜の花ロード」へ。
桜のピンクと菜の花の黄色がせめぎあう中を進むのは、何とも言えない幸せな気持ちになります。
これが11キロ続くとは！ 先人たちの努力に頭が下がります。
そして知りました。
大潟村には北緯40度、東経140度が交わる地点があり、10度単位で交わるのは、日本で唯一とのこと。
…行くしかありません。
舗装されていない道にてこずり、日暮れごろ、たどり着きました。
帰りは真っ暗になったものの、見上げると満天の星がきれいでした。
北海道を思わせる大潟村。
ダイナミックな個性が、心を大らかにしてくれました。
次も桜です！