県内の沿岸を、南端から北端まで自転車で進む旅も、終わりが見えてきました。
今回は、三種町を北上します。
三種町といえば、じゅんさいです。
まずは、道の駅で、地元産のじゅんさい、とろろ昆布、そして味噌で作った味噌汁をいただきました。

温かな味噌汁でも、ぬめりは健在です。
そのあと、惣三郎沼公園に立ち寄ると、ソメイヨシノは終わっていましたが、八重桜が出迎えてくれました。

さらには飛行機も!

航空自衛隊で使用されていたジェット練習機だそうです。
近くには、さらに温泉があったり、場外馬券発売所があったりで、とっても不思議な気持ちになりました。
自由気ままな旅は、想定外の刺激に出会えることがあります…。
そしていよいよ能代市へ。
お目当ての一つは「能代カップ」です。
能代カップとは、国内の強豪高校を招待して行われるバスケットボールの大会で、インターハイ、国体、ウィンターカップに次ぐ、第4の全国大会と呼ばれているそうです。

今回は、第35回大会でした。
第1回大会からのポスターがズラッと掲示してあるのは壮観です。

中学・高校とバスケットボールをしていた私が試合を観戦していると、ふいに目からあふれ出るものが…。
「バスケの街 能代」という表示に、そんな街が実在したんだとジワッ。
能代市民の方であろう、ナイスプレイへの大きな拍手にジワッ。
3年ぶりの開催にジワッ。
長い歴史にジワッ。
こみ上げてくるものが、折り重なったのかなと思います。
実は、そのあと、まさに泣きたくなることが発生!
自転車のパンクです。
県境へは次回に持ち越しです。
いつも秋田放送局「ブログこまち~NHK秋田だより~」をご覧いただき、
ありがとうございます。
お題を考えるスタッフ一同です。
先日、「お題を考える委員会」が行われました。
突然ですが、かの有名な「本能寺の変」が起こったのが1582年6月とされています。
日本一有名な裏切りの事件ではないかと思いますが、今でも多くの謎に包まれており
戦国最大のミステリーのひとつですね。
ということで、6月のお題はこちら!
【続きを読む】
秋田の10代、20代の今を伝えるラジオ番組
「放課後ラジオ よりみちこまち」。
5月の放送は、あす・27日(金)。
今回は、スペシャル版です!
あさって28日(土)と 翌29日(日)に
秋田市で行われる
「東北絆まつり2022」を前に、
県内だけでなく
東北各地に向けて 生放送!
「絆まつり」にかかわる若者たちの思いを ご紹介します。
NHK秋田放送局1階ロビー「メディアパーク」から
27日(金)夕方5時5分~5時55分
公開放送です。
会場にどうぞおこしください。
また、
番組へのメッセージ、
放送中も お待ちしています。
突然ですが、私は気象予報士として、高いところに行くのは重要だと思っています。
理由は、空を見渡せるのはもちろんですが、周辺の地形や川の流れなどが確認でき、情報を伝えるのに役立つためです。
今回は、自転車旅にもかかわらず、高いところ2か所にのぼりました。
まず、潟上市を西に進んでいると、思いがけず高い建物(写真左側)を発見。

道の駅てんのうの「天王スカイタワー」で、なんと無料の展望台があるそうです。
エレベーターで約60メートルの高さまで上がると、お尻の下が少しムズムズしたものの(なりますよね?)、360度見渡すことができました。
田んぼの水鏡には少し早かったのが残念ですが、気分は爽快です。

周辺では、遅咲きの桜をまだ見ることができました。


そのまま西に進み、男鹿市へ。
巨大なナマハゲ像のお出迎えは、多くの観光客の心をつかむ演出です。
誰もが喜んで写真を撮っていました。私も含め…。

そのまま自転車で向かうは、標高355メートルの寒風山の山頂です。

頂上と間違うようなところがいくつもあり、頂上?違う、頂上?違う、を繰り返しながら自転車を立ちこぎし、なんとか到着。
見晴らしは、こちらも抜群で、北の能代方面から南の秋田方面まで、ぐるりと見渡すことができました。

景色を眺めているだけで心地よく、1周13分の回転展望台を3周もしてしまいました…。
夜は夜景が綺麗で、初夏にはヤマユリを見ることができるなど、時間や季節によって受ける印象も変わりそうです。
気象予報士としては、とにかく晴れて風のおだやかな日にのぼってほしいです!
次は、北上して青森県境を目指します。
自転車で。
こんにちは!キャスターの宮地です。

本日、ニュースこまち内「こま特」コーナーにて、
にかほ市で放牧される牛についてお伝えします!
この時期ならではの光景や考えさせられるお話を聞くことができました。
ぜひご覧いただきたいです。
先日、高井気象予報士に紹介していただいた
朝5時ごろに撮影した鳥海山もこの取材のためでした。

この時間のあんなきれいな鳥海山は初めてだったので
本当に美しく感動していました。
いい季節になってきましたね。
さて、今回の取材で私は改めて感じたことがあります。
人間は、生き物は、
命の循環の輪の中にいるんだということです。
おいしいものを食べるのが生き甲斐といっても過言でもない私。
先日、プチ断食に挑戦したのですが、
生きている喜びがない…とたった1日の断食で思ったほどです。
(ただし、最低限の栄養補給のスムージーは飲んでいます)
どうしても日々の食事では、おいしいとか量や質、価格など
モノとして見ていた食材。これらももとは生命でした。
なにかの命をいただいて、日々生きていること
悲しんでいただく、申し訳なくいただくでもなく、
ただ、感謝をもっていただく気持ちを
これからも大切に持ち続けていきたいと思いました。