2022年10月13日 (木)
秋田・山登り(鳥海山 紅葉編)【高井伴明】
桜との取り合わせが見事なのは、由利本荘市から見た鳥海山(標高2236m)です。
この春、お花見客にきた多くの方を笑顔にしていました。
こんなに人を惹きつける山にいつか登り、山頂からの景色を見てみたい…。
10月はじめ、ついにその日の到来です。
すっきり晴れると予想し、かつ紅葉も楽しめそうだということで、私は鳥海山登山をしてきました。
スタートは、5合目の象潟口(標高1150mにある代表的な登り口)です。
すぐに、吸い込まれそうな深い谷が見えました。奈曽渓谷です。
深さは、東京タワーの高さと同じぐらいで、ここだけ極端に削れているそうです。
しばらく登ると、青空のもと、標高の高いところならではの低い木が、黄色や赤色に染まっていました。
さらにうれしい誤算で、草原が黄金色に変わる草紅葉も見ることができました。
奥に広がるのは、にかほ市です。
2時間ほど登って、標高1700mの7合目に到着。
周りが秋色の鳥海湖を眺めながら休憩です。
あとから知ったのですが、実はこの湖、昔、火口だったそうです。
すでに森林ができない高さ(森林限界)に達していたため、とにかく見晴らしがよかったです。
次回は、山頂アタックです!
鳥海山は、想像より手強い山でした…。