スペシャル
本日の呼び出しメンバーは込山榛香
こみはる(込山榛香。以下、こみはる)「失礼しまーす」
たかみな「来たね!よかった」
こみはる「ふふふ。たかみなさーん」
たかみな「やっほー」
こみはる「こみはるです」
たかみな「わかってるよ。よかった。もうだいぶ数少なくなってきてるからさ、説教部屋の」
こみはる「うん。悲しい」
込山と(前)総監督は仲良し
たかみな「なんかさ…こんなに仲良くなると思わなかった」
こみはる「えー!うれしい。私も思いませんでした。だってもう、雲の上の存在だったから」
たかみな「ウソでしょ!(笑)」
こみはる「挨拶していいのかなと思ってました、逆に」
たかみな「そんな感じだったっけなー?私のコミの印象は、AKB48の『AKBINGO!』からだよね?」
こみはる「そうです」
2年前の番組の収録で…
たかみな「懐かしいよね」
こみはる「うん!」
たかみな「コミがスベったんだよね、ちょっとね」
こみはる「たかみなさんもスベってましたよね?」
たかみな「激スベりしてたよ!!」
こみはる「ハハハハ!」
楽屋で込山が泣いていたら…
たかみな「そう!ま、私は慣れちゃってるから、そういうものだと思ってるからさ。(こみはるは)初スベりだったじゃん」
こみはる「初スベりでした」
たかみな「辛かったんだよね、多分ね」
こみはる「めっちゃ辛かった」
たかみな「で、楽屋行ったら超泣いてて。もうすっごい落ち込んでたんだよね。で、よくわかんないけど私は、コンビニで買ったアイスを半分『食べる?』って」
こみはる「そう!くれたんですよね」
たかみな「ハッハッハ」
こみはる「ビックリした。うれしかったです」
たかみな「(仲良くなったの)あそこら辺からじゃない?」
こみはる「あそこから、私の中でのたかみなさんが、本当に信頼できる人になって」
たかみな「で、ちょいちょいメールするようになって。気づいたらコミが猫のように私にデレてくれるようになって」
こみはる「(笑)」
たかみな「不思議だなって思ったんですけど。それはうれしいなって思って」
こみはる「だって一番好きな人ですもん」
たかみな「えぇ?コクられてる?」
こみはる「本当に」
たかみな「コクられてる?ダマされてる?これ。大丈夫?」
こみはる「(笑)」
去年の総選挙のとき 1番悩んでいた
たかみな「同期にはさ、みーおん(向井地美音)だったりとかさ、なーにゃ(大和田南那)がいたりして。その中でどういう風にもがいてたのかなって思うよね」
こみはる「自分の中では結構、本気でがんばってたから、これ以上どうがんばればいいんだろうっていうのがわからなくて。やっぱり、1番悩んでた時が総選挙間近だったんですよ。だから総選挙で自分のがんばりを結果として出すしかなかったし、ここでしか勝てることが私にはないんだなって思ってたから」
たかみな「そこまでの積み重ねがスゴかったよね。もちろんライブのパフォーマンスにしてもそうだしコミは握手をさ、すごいがんばる…なんで泣くの!」
こみはる「もう泣けてきた!」
たかみな「何で!?早くない!?いや本当にがんばってるなって思ってて。それがここでちゃんとファンの人を掴むんだって。握手会に来てくれる人にちゃんとパワーをあげるんだってことをものすごく優先順位高く考えてたからこそさ。ま、今はね、肌キレイになったな。な?」
こみはる「うん(泣)」
たかみな「荒れちゃったんだよね、あの時ね」
こみはる「そう(泣)」
たかみな「ね。見てて絶対がんばりすぎて抜くとこがわかんなくなっちゃってるんだなって思ってたから。多分精神的に出やすい子じゃん、肌がね」
こみはる「うん。すごい出るんですよね」
込山にとっての握手会は…?
たかみな「あの時キツかったでしょ!ね。なんかさ女の子って肌荒れるとテンションも下がるしさ、もっとバランス取れなくなるじゃん。だからコミにとって握手ってどういう場所だったのかなって思って」
こみはる「うん、でも…疲れたとかをファンの人に絶対見せたくなかったから。いくら具合悪かったりとかお腹痛くても絶対、握手券1枚でもいろいろあるじゃないですか。すごい遠くから来てくれた1枚とか、子どもが誕生日プレゼントに買ってもらった1枚とか。その1枚に自分のできるすべてをしたくて。でもそれが結構、がんばってたから辛い時とか、どこに行けばいいのかわかんなくて」
たかみな「あんまり弱さを出すのが好きな子じゃないから、コミは。結構自分の中で『こみはるはこう有るべきだ』っていうのがね、すごいある子だからね」
こみはる「うん」
速報で37位にランクインだったが…
たかみな「だからその結果としてもね、選挙っていうのがコミにとってすごく大事なものなんだなっていう風に、今すごい見えてて。(選挙)速報の時に、入ったんだよね?」
こみはる「そうなんです。37位ですごいビックリしたし、しかも初めて同期の中で1番になったことなんですよ。それも(向井地)美音と(大和田)南那はすごい喜んでくれて、同期みんな。で、やっぱ家族もファンの人もみんな喜んでくれて。速報からどんどん、その番組のアンダーに出させてもらったりとか、期待をしてもらえるようになったのに、総選挙の結果がダメだったから」
たかみな「当日はね」
こみはる「そう。みんなの期待とか喜びを全部私が裏切ってしまったんじゃないかなと思って」
たかみな「違うよ~」
こみはる「それが1番辛かった」
総選挙の舞台上では…
たかみな「本当に頑張ってる子がたくさんいて、私もありがたいことに4位だったからさ、結構ギリギリまであの席に座ってたのよ、みんなと一緒に。でもどっかで『あ、私もうここから呼ばれない』っていうのがわかってくるじゃん」
こみはる「うん」
たかみな「後ろで、なんかもう、悲鳴にも似た『ウッ』っていう泣き声が聞こえて。どんどん後ろの席の人がいなくなっていったわけ。うわ~!と思って」
こみはる「やっぱわかるじゃないですか自分でも。どんどん、呼ばれる順位が上がってくごとに、今回は本当にダメだったんだなと思って。その時にやっぱ我慢できなくて泣いてたら北原(里英)さんと北澤早紀さんが駆け寄ってくれて、すごい励ましてくれてて。でも今残ってるメンバーみんなが私と同じ気持ちでいるのに、私に構ってて、自分の気持ちを押し殺して私を励ましてくれてるメンバーに申し訳なくなっちゃって。北原さんも喜びたいからもっと自分のことで期待しててほしいのに、私のせいでなんか…」
たかみな「なんで全部自分のせいでって思うの!ネガティブね~」
今年の総選挙は
こみはる「申し訳ないなと思って。1回はけたんですよ。そしたらその時にたかみなさんのスピーチで『がんばってる子が報われてほしい』っていうスピーチが聞こえて、なんかたかみなさんに言われてるみたいな気持ちになって、うれしかったです」
たかみな「よかった。年明けて2016年。年に一度の総選挙がきますけど。今年はどう?」
こみはる「去年のことがあるから、今年は逆に本当に入らないとマズいんだなっていうのもあるし。それが怖いです」
たかみな「でも大丈夫だよ。この1年でがんばってきた結果がね、もちろんすべてが報われるわけではないけれども、やらないとね。積み重ねないとね。ちゃんとこの1年の通信簿がね何か形になってつくといいなっていう。私は今年は壇上にはいられないけど、見てるから」
こみはる「うん」
たかみな「AKB48の15期生メンバーとして、何かAKB48としてやりたいことはある?」
こみはる「私は、たかみなさんとか(茅野)しのぶさんとか…」
たかみな「しのぶさん(笑)ビックリした!流れでしのぶさん出てくるからビックリしたわ!しのぶさんていうのは、総支配人をやってらっしゃる、衣装の総括もやってる方です」
こみはる「(笑)なんか、昔からのAKB48を知ってる人たちが『今の15期見てると昔の、1期生を思い出す』って言ってくれるので」
たかみな「そう」
今の15期生を見ていると1期生を思い出す
こみはる「だからやっぱり今は一番下の期なのでけっこうみんな甘える方が好きだし、引っ張ってってもらってる立場なんですけど、でも15期生でこれから世代交代のAKB48を引っ張っていきたいなって思います」
たかみな「そうだね、がんばってほしいなって本当に思います。じゃあありがと」
(抱き合う2人)
こみはる「えー!!」
たかみな「何だよ!!」
こみはる「ちっちゃい」
たかみな「ちっちゃいじゃない!いつもちっちゃいんだよ!!しょうがないでしょ」