スペシャル
本日の呼び出しメンバーは向井地美音
(ドアノック)
たかみな「どうぞ」
みーおん(向井地美音。以下、みーおん)「失礼しまーす」
たかみな「あ、あ、アンフェアの人やー!アンフェアの子どもやー!」
みーおん「どうもどうも」
たかみな「どうぞお座りくださいまし!」
向井地の芸歴は…?
たかみな「やっぱりみーおん、まずね、あなた芸歴は?何年ですか?」
みーおん「お休みの期間があったにせよ、14年…」
たかみな「先輩や!先輩やで」
みーおん「イヤイヤイヤ!ほんとに!」
たかみな「ほんとにじゃないよ!じゃ、AKB48の期間は?」
みーおん「AKB48は3年目です」
たかみな「そっかぁ~!」
みーおん「そうなんです、超新人」
1歳から芸能活動をしている向井地
たかみな「おもしろいね。でもさ、この業界にはそれだけ長い期間いて」
みーおん「だから、すごいハードルが高いじゃないですか」
たかみな「やっぱり、あの子役をやっていた…」
みーおん「そうなんですよ~」
有名子役だったので…
たかみな「みーおんがAKB48に入って来て、そして“マジすか学園”が決まった時に、これは名演技が出るぞと」
みーおん「出ない(笑)」
たかみな「なんでよ!」
みーおん「出ない出ない!本当に」
たかみな「出してよ!」
みーおん「なんかもう、別人なんですよ。あの頃の私と今の私は」
たかみな「(爆笑)一緒やわ!」
みーおん「一回生まれ変わった感じ」
たかみな「そのブレイク期間もありながら、やっぱり どんどん大人になったみーおんがいて」
みーおん「そうですね。今は、普通に3年目の向井地美音です」
たかみな「子どもバージョンのみーおん名演技してたよ」
みーおん「いやー戻りたいですね、あの頃に(笑)」
学校に行きたくて休業
たかみな「でもさ、キッカケがあって一回退いたというか。あれは何だったの?」
みーおん「学業のほうに、もともと学校がすごい大好きな子で」
たかみな「なるほど」
みーおん「中学に上がる時に、やっぱり学業の方を頑張りたいなって一回思って」
たかみな「そこが分け目だよね。小学校から中学、中学から高校っていうね」
みーおん「そうそう。みんなそこで一回考えるんですよね」
たかみな「考えますよ」
AKB48の大ファンだった
みーおん「で、私はそこでお休みして、また次のターニングポイントの高校上がる時に『AKB48入りたいな』って思って」
たかみな「それはちょっと前から、あの小耳に挟みましたけど、AKB48のことが好きだったんですよね?」
みーおん「もう大好きでしたね」
たかみな「いつらへん?」
みーおん「やっぱ中学上がって、もう子役をやめた後にAKB48のこと知って」
たかみな「何の曲らへんだろ?」
みーおん「実際ファン的なものになったのは“桜の木になろう”なんですよ。めっちゃ最近じゃないですか?」
たかみな「あー」
みーおん「でもそれでも5年前くらいなんですよね」
たかみな「そっかぁ。“桜の木になろう”の曲を聴いて?」
みーおん「周りが、ポニシュ(ポニーテルとシュシュ)、ヘビロテ(ヘビーローテーション)くらいから、総選挙とかでワイワイしてるのを聞いてて、最初何も知らなかったから『あ~そういうのがあるんだ』って思ってて」
たかみな「へー」
みーおん「で、“桜の木になろう”ぐらいで、いろいろ番組とか見るようになって、そしたら自分が友達より一番好きになってたみたいな」
たかみな「ちなみに誰推しだったんですか?」
みーおん「ちなみに、小嶋さん(小嶋陽菜)推しでした」
たかみな「おーい!にゃんにゃん人気だなー」
みーおん「や、なんか埼玉出身てのもあるし」
たかみな「(みーおんも)埼玉なんだよね?」
みーおん「埼玉なんですよ」
たかみな「埼玉すごくない?ぱるる(島崎遥香)とかまゆゆ(渡辺麻友)もでしょ」
みーおん「や、すごいんですよ。まゆさんとかもみんな」
たかみな「なにその埼玉王国」
みーおん「(笑)」
たかみな「埼玉で曲出せるじゃん」
みーおん「チーム埼玉ですよ、本当に。なんかしたいですよ」
大島優子にヘビーローテーションのセンターに指名された
たかみな「そういう風に好きだなっていうのを経て、オーディションに応募して。(AKB48に)入って」
みーおん「受かっちゃって」
たかみな「その中で突然さ、大島優子にさ『ヘビロテのセンターやって』ってなった、あの瞬間よ」
みーおん「(笑)」
たかみな「鏡でね、必死に練習してましたけど」
みーおん「あ~見てましたか!」
センターに指名されて…
たかみな「見てたよ!『めっちゃ練習してるやん、この子』と思って。いつ出て『ワン、ツー、スリー、フォー』って言えばいいんですか、みたいなこともあったじゃん」
みーおん「そうなんです」
たかみな「やっぱり子役っていうところで通ずるものもあったし、小柄だしパワフルだし、頑張ってほしかったんだろうね」
みーおん「でも終わった後吐きそうでした。はける(退場する)ときが一番吐きそうだった。『終わったぁ~』と思って」
たかみな「ちょっとね、気持ちが安堵したんだね」
共に15期生の2人
たかみな「そっから選抜だったり、いろいろ呼ばれるようになるわけじゃん」
みーおん「ありがたいです」
たかみな「どう?なーにゃ(大和田南那)とさ、対のイメージもあったりするわけじゃん」
みーおん「そうですね」
たかみな「2人仲いいじゃない」
みーおん「仲良いです」
たかみな「なーにゃはみーおんがセンターの横にいたいって言うし」
みーおん「えへへ。言ってましたね。絶対ウソ」
たかみな「なんでなんで?絶対ウソなの?」
みーおん「いや、だってなーにゃは入った時からすごいセンターオーラが」
たかみな「センター感あるよね」
みーおん「あるじゃないですか。だから絶対似合うなって思ってた」
AKB48を引っ張っていきたい
たかみな「AKB48を引っ張りたいですか?」
みーおん「うん。ふふふ」
たかみな「嬉しいね。そういう風に言ってくれるのは嬉しい」
みーおん「センターっていう役というか立ち位置も、またいいんですけど、じゃなかったとしても引っ張るうちの一人ではいたいなって。なりたいです」
たかみな「そっかー。チーム4を経てチームKに行って」
みーおん「やっぱチームKって私に無いものばっかりじゃないですか」
たかみな「イメージ違うよね」
チームKに所属して…
みーおん「そう。すごい言われるんですよ、ファンの方にも、メンバーとか先輩にもみんな『チームKって意外だね』ってすごい言われるから」
たかみな「斬新だったよ。センターで踊ってるの見て」
みーおん「そうなんですよ。そうなんですよ」
たかみな「センターなんだよね」
みーおん「(松井)珠理奈さんと(山本)彩さん…」
たかみな「そうだよ、珠理奈とあの、なんていうの?バケモノ達を背負ってね」
センター向井地の両サイドには松井珠理奈と山本彩
たかみな「珠理奈とさや姉はお互いにバチバチになるわけよ。それはお互い嫌いとかじゃなくて、『難波やで』っていうのと『名古屋いきますよ~』みたいなところが2人ともあって、2人が高め合ってる中で、ある意味この2人のバチバチ感をフッてくぐり抜けてみーおんがセンターにいるから、のびのびやったほうがいいなと思って」
みーおん「えー本当ですか?」
たかみな「でもね、すごいよかったよ、見てて」
みーおん「嬉しい!(大島)優子さんがいたチームなわけじゃないですか」
たかみな「そうだね」
みーおん「だから、優子さんみたいになりたいなって思うんですけど、やっぱ尊敬してるからこそ真似じゃいけないなっていうのは」
2期生がいないチームK
たかみな「そうだね。みーおんらしさでいいと思う。だって優子にはやっぱ なれないからね。で、チームKってさ優子も彩も佐江ちゃんもKがいないんだよね」
みーおん「そうなんです。2期生の方が誰もいない」
たかみな「チームAだったら私がずっといて、チームBだったらゆきりん(柏木由紀)がずっといるんだけど、もう空っぽになったんだよ。ってことは、ゼロから作っていいと思う」
みーおん「新しいチームKを」
ゼロから作る新しいチームK
たかみな「うん。それを求められてるんだなって思ったから見ててすごく楽しいよ」
みーおん「本当ですか?今はすごい、チームKをどうしようとか言う前に自分がどうしようみたいな」
たかみな「いいんだよ、いいんだよ!余裕が出るのはもうちょっと先だと思うから。やっぱり今は自分が目立つために、自分が前を見てさえいればそれがセンターとしての貫録やオーラになったりすると思うから」
みーおん「今を生きます」
たかみな「『前しか向かねえ』精神だよ。頑張ってほしいなって思ってます」