投稿時間:2016年11月24日 13:24 | 投稿者:いしぴぃ
「小嶋陽菜好感度爆上げ公演」の初日を見ました。
さすがエンターテイナー小嶋陽菜の存在感で、最初から最後まで楽しませてもらいました。冒頭のスカひらから大爆笑の巻。
セットリストとしては、初期の曲が多めで、AKBの埋もれた名曲をつい一緒に口ずさんだり、「再評価される曲もあるんじゃないかな」と思ったり。
「小嶋さん、この時代の曲は振りが体に染み付いているんだろうなあ」と感心したり。
頭からParty公演の「スカひら」と「DMT」
この2曲こそがAKB48のミックスが始まった曲です。
スカひらは7人バージョンで。
このMCが最高。
「しょぼいメンバー(笑)」と言って嫌味がなく、暖かい笑いに持っていて、メンバーも観客もリラックスさせられるのは小嶋陽菜ならではだと思います。
この部分について、的外れの記事を見かけたんですが、ああいうのは「分かっててわざと意地悪を書いているのか?」「本当に勘違いしているのか?」どっちなんでしょう。
出演メンバーの構成もいい感じで。
同期のみぃちゃんから、中田ちいちゃんや大家しーちゃんなどのベテランから、島田や阿部マのような中堅。
久保さとぴー、樋渡ちゃんのような若手、さらにチーム8の岡部まで幅広い層になっています。
小嶋さんがいじりやすい、みゃお、智代梨やいずりなもいい味を出します。
いずりながユニット曲に入ってなくて、MCに登場しても嫌な感じがしないのがいいです。
ある種「公演職人大会」とも言えるメンバーばかりなので、見ていて心配がないです。
別の仕事が忙しくて、これに出られなかった若手メンバーなどは逆に羨ましいと感じることもあるんじゃないかな。
全体曲の「言い訳May be」もちょっと面倒な曲です。
この曲のオリジナルは21人で、当時は16人バージョンのフルサイズの振りフォーメーションが作ってなくて、チームAの公演でやることになって、わりと最近作られたんですが・・・
「あれ?あの公演の時、小嶋さんAに居たっけ?もしかしてBに居た時期じゃなかった?」(未確認)
もしそうなら、この公演のために振り入れをやり直したかも?と思ったり。(ちょっと確信はないが、なんとなくそのような)
個人的に見所だったのは2番。
小嶋さんが下手側に来ると、久保とペアのポジションに入りました。
さとぴーがバリバリに踊るので、それに負けじと小嶋さんが全力で対抗するところが面白かったです。
「Only today」はみんな大好き。
冬の失恋ソングなのに、妙に明るいスカなのがミスマッチの名曲。
この曲のイントロは16小節なんですが、ファンの皆さんが8小節待っての1連ミックス打っていたのがよかったです(2.5連じゃなくて)
古参の方が多かったのでしょうか。
ユニット曲も、小嶋さんの魅力が発揮される曲ばかりで、こうやって劇場で小嶋さんと共演することができる後輩は幸せだと思います。口で伝えられることではない部分の継承がおこなわれるのでしょう。
篠崎彩奈が久々に劇場のステージに登場したり、麻友ちゃんがゲストで純愛のクレッシェンドに登場したりのサプライズも楽しいものばかりでした。
「背中から抱きしめて」のギターイントロは鳴った途端にあがります。
このパフォーマンスみんな良かったです。
大森美優、村山彩希、樋渡結衣、久保怜音・・・
なんだかAKBの未来も明るいんじゃないかと思わせる若手の集まりです。
おっと、、、中西智代梨さんもいい味出してましたよ。
「涙の湘南」は、歌い出しは一番下手メンバーなので、昨日の場合だとコールは「みやざっきみほ!」なんですかね?
詳しい方お願いします。
「蜃気楼」は久しぶりに聞いたなぁと感慨にふけりつつ、岡部麟ちゃん可愛くなったなと(下手側で立ち見していた)
次の曲のイントロで「なんだっけ?これ?」状態に。
歌が始まって「ノースリーブスのRelax!だ」
小嶋さんファンには問題なしゴレンかと。
ここは、毎回ノースリーブスの色んな曲をやってくれないかなあ。
「抱きしめられたら」は小嶋さんの白いシャツからチラチラと見える部分に「おっ、お・・・」って感じに。
ちーちゃんとなっつんにも目移りする曲です。
ユニット曲での小嶋さんの早着替えも楽しめました。
2ヶ所ほど「おおっ」と思うくらい早い場所がありました。
きっと舞台裏は大変かと。
にゃんにゃんファンとして不満があるならば「ハート型ウィルスが入ってないじゃん!!」ということですね。
そのうちのお楽しみなのかなあ・・・と思ったり。
個人的にはもう一曲「七里ヶ浜の七不思議」も是非!!
「制服が邪魔をする」メジャーでの2ndシングル。
小嶋陽菜、峯岸みなみというオリジナルの選抜メンバー二人と若手でのユニット曲。これも上がりましたね。
個人的に一番盛り上がったのは「回遊魚のキャパシティ」です。
僕もものすごく好きな曲なので「最終ベルが鳴る」公演を見るといつも(心中)盛り上がります。
「おや、待てよ」
「ここまでの曲、小嶋さんが過去にやったり、参加したことのある曲ばかりだったが・・・」
「小嶋陽菜のキャパシティは、これまで一度も見た記憶がないぞ」
「当時のチームAのメンバーが、コンサートでもKの曲をやるというのは企画でもないとやってないし、小嶋さんがK公演のアンダーに出たこともないはずだし・・・」
ということが瞬時に脳裏を駆け巡り。
ここから類推として。
「おそらく、この曲は一から振り入れをしたはずなので、あの小嶋さんが、それだけのことをするならば、回遊魚のキャパシティという曲がものすごく好きなんじゃなかろうか」と思いました。
おそらく↑これが正解だと思います。
昨日の公演の中でも、この曲が一番良かったです。
全員が汗をかきながら全力で踊ってました。
ということで、小嶋さんの卒業までに「回遊魚のキャパシティ」の爆上げ公演バージョンを撮りたいのですが。
果たして、このメンバーでの収録スケジュールがあるでしょうか。
AKB48SHOWでは過去HKTバージョンを撮っているのですが、これは「博多レジェンド公演」バージョンだったのでワンハーフなんですよ。
ちなみに観客の「キャパキャパキャパキャパ、キャパシティ!」も完璧でした。素早い対応。これもまた古参臭が(笑)
でも、こうやって劇場の伝統が継承されてゆくのはいいですね。
本編ラストの「ハート・エレキ」から「Green Flash」は見所の一つでした。小嶋陽菜センターのこの2曲、再評価されるんじゃないでしょうか。
アンコールの口上は女性の方がやっていたのですが、(入場の時に紙が配られていたのか)いい感じでした。
メンバーの名前を全員やってからの「爆上げ!」だったのかな。
そしてアンコールへ。
純クレのイントロで「キター!!」と湧き、「たかみなポジは誰だ?」とステージに目をこらすと、シルエットからして「もしかして麻友?」と再び湧きました。
久々にステージで緊張している麻友を見ました。
とてもいい純クレでした。
こちらもコールは完璧でした。
アンコール2曲目は、お馴染み「大声ダイヤモンド」
この曲はやはり小嶋さんにとっても思い出が多いのなかなと。
2008年にAKB48が再デビューしたシングル曲ですから。
そして、最後はもちろん「夕陽を見ているか?」
この曲は、Aメロの最初の歌い出しが小嶋陽菜。
小嶋さんの代表曲です。
この公演で、もちろん小嶋さんの好感度は爆上げされましたが、一緒に出演しているメンバーの好感度も爆上げされるという効果のある素晴らしいものでした。
個人的には(シアターの女神)村山彩希と(若手の星)久保怜音が素晴らしく良かったです。この二人を見るために行っても損はなしの公演でした。(この二人、他の公演もよく出ているので機会があれば是非)
劇場公演は生物なので、毎回何かの発見があるんですが、こうやって一つの目標や狙いがあると一段とピリっとします。
出演しているメンバーが「小嶋さんのために」と張り切っているのがよく分かるいい公演でした。
一度見ただけの記憶で書いているので、僕の覚え間違いなどあるかもしれませんが、ご容赦ください。
公演終了後、小嶋さんはロビーに登場し、記念写真をファンの人に手渡しするサービスぶり。
こういうことがさらっとできるのが、にゃんにゃんの魅力です。
そうしたら「なんか、ファンの人たち、セットリストの話とかしたそうだったから、石原さん何か書いて」と小嶋さんがおっしゃるので、今回は観劇のリポートをしたためてみました。
心配があるとするなら「次、いつやるんだろ?」ってことですね。
そして、あと何回見られるんだろう・・・