
「最新ライフスタイルは旧石器時代の生活様式?!」
友人のニューヨーカーと話をしていたら、次々に新しいライフスタイルが生まれるニューヨークでいま話題を呼んでいるというのが、なんと「狩猟や採集」で生活していた旧石器時代のスタイルなんだとか。いったいどんな生活なのか。そのライフスタイルを一年以上取り入れているというラフェーブさんのお宅にお邪魔しました。
話題の生活様式を実践しているラフェーブさんの方のアパートにお邪魔。他人宅におじゃましていきなりなんなんですが、見せてもらったのが、冷蔵庫の中。
な、な、なんと、牛肉、豚肉、鶏肉。肉、肉、肉が並ぶ。野菜もたっぷり。
でもアメリカ人のお宅にお邪魔するとかならずや食卓に並ぶ、ケチャップやソース、パスタ、パン、牛乳も見当たらない。
実はこれらは、農耕や牧畜が始まる前の『狩猟や採集』時代を想定した食べ物なんだそうで、ラフェーブさんたちは、旧石器時代、つまり狩りで獲物を得、木の実をとって食べていた時代の食事や生活を実践しようとしている人たちなんです。ユニークなのは、お腹いっぱい食べた後は、空腹の限界まで断食したりもするんです。狩りがうまくいったとき、行かなかったときを想定した食べ方だそうなんです。
なぜに?その心は、余分なカロリーや化学物質を採らない生活こそ、人間本来が持つ肉体や感覚を取り戻せる、という「原点回帰」ともいうべき発想からなんです。
食べるだけではありません。体の鍛え方も「原始的」にこだわっているんです。
マンハッタンの横を流れるイーストリバー沿いの公共公園の一角に集まった「旧石器時代スタイル」を送る三人。いきなり、重い石を空高く投げる運動。動物を捕獲するための動きだそう。木に登ることを想定して懸垂。木々を縫ってランニング。
走る、飛ぶ、投げる、といった人間の基本的な動きを重視。最新のトレーニング器具を使うのではなく、自然の中で生きることを想定して体を鍛えるんです。
さらには、睡眠は8時間。暗くなったら寝て、明るくなったら起きる。おなかをすかせて、ものを食べる。こうした基本的な動きで体がどう変わったのか?1年続けたラフェーブさんは、半年で10キロ近く自然と体重が減ったそう。「都会で豊かな生活をしていると自分の体が何を求めているのかわからなくなってしまっていましたが、おなかがすくと体がどうなり、何を欲するかがわかり自分の欲求をはっきりと認識できるようになりました。しかも、頭がいつもすっきりしいているのです。」
とのこと。このライフスタイルを取り入れている人の中には弁護士さんも多く、みなさん肉体的な変化だけではなく、精神的に野生の勘のような物が鋭くなり、仕事にもそれが役立っている、とのこと。
ふ〜む。多種多様なライフスタイルが生まれるニューヨーク。時代の最先端の生活スタイルを求めるなかで生まれたのが旧石器時代のスタイル、というのは何とも興味深い。
草食系男子が多いという日本でも、流行になるかもしれない?
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