NHKアナウンサーの安藤結衣です 広島から東京に異動!新番組「ニュースーン」のサブキャスター・中継リポーターを担当
- 2024年5月10日
- 安藤結衣
- 東京アナウンス室 アナウンサー/午後LIVEニュースーン 担当
今年度広島から東京に異動してきました、安藤結衣(あんどう・ゆい)です!新番組「ニュースーン」のサブキャスター・中継リポーターを担当しています!
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ふるさとは岐阜県
生まれ育ちは岐阜県。金華山や長良川などのゆったりとした自然に囲まれて育ちました。高校時代は、毎日、自転車で長良川を渡って通学していました。長良川で鵜飼の準備が始まると、夏が来たな~と感じます。毎年夏には長良川で花火大会も行われ、毎年楽しみにしていました。また、子どものころから猫やうさぎと一緒に暮らしていました。おかげで、今でも動物が大好きです!
“あたたかかった”
初任地・福島県
入局後は福島局で4年間勤務。県内各地にある温泉巡りや、フルーツやお米、日本酒、円盤餃子など、福島のおいしい食べ物を満喫しました。なにより初任地で感じたのは、福島の人たちのあたたかさ。夜ごはんを食べに入ったお店のおばあちゃんが、「あんたはもう孫だ」と言って、立ち寄るたびにお弁当を作って持たせてくれるようになったり、取材で通った小物作りサークルのみなさんが、お別れの日に、なにか手作りの物をと、髪飾りを作ってプレゼントしてくれたり。
そんな大切な人たちが口をそろえておっしゃっていたことがあります。みなさんの人生の大きな転機になったのが、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故だったということです。わたしが勤務したのは震災から7年経ったときからですが、その後の4年間でも、町の様子がどんどん変わっていきました。ふるさとに帰りたくても帰れない人、大切な友達と離ればなれになった人。新しい町ができて便利になったと言う人もいれば、変わってしまったなと話す人もいました。当時のことを思い出して涙を流しながらも、ちゃんと知ってほしいんだと教えてくださる人もいました。福島のみなさんと過ごした日々は、私の原点です。
原爆や西日本豪雨
広島県での取材を通して
広島には、2年間勤務しました。特に楽しかったのは、瀬戸内海の島巡り!お好み焼きはもちろん、コウネやウニホーレンなど、広島に赴任するまで知らなかったおいしい食べ物にたくさん出会いました!
広島では、西日本豪雨と原爆関連の取材でも、多くの方にお世話になりました。「福島から転勤してきた」というと、「場所は遠いけど、なんか遠い場所って思えないんだよね。最近の様子を教えてもらえてうれしい」などと言っていただくこともありました。
特に忘れられないのは、広島サミット後初めて迎えた、2023年の8月6日。その日を一緒に過ごしていた被爆者の方が、「もしかしたら8月6日を迎えるのは、ことしが最後になるかもしれない。最近は体もつらくなった。それでも、生きている限り平和を訴え続ける」とおっしゃっていたことです。自分にできることはなんなのか、広島を離れてもずっと考え続けていきたいです。
大切なことを教えてくれた福島・広島は、わたしにとってかけがえのない場所でした。今後も、たくさん足を運びたいと思います。
新番組「ニュースーン」
総合テレビの午後の新番組ニュースーンでは、サブキャスター兼中継リポーターを担当します。スタジオにいる日もありますが、中継で全国各地をおじゃまします!4月には、愛知県の大須と日間賀島から中継しました!
旅行をするのが好きなので、今後も公私ともに全国いろいろな場所に行って、まだ出会っていない方に会ってお話をたくさん聞いていきたいです。ニュースーンでも、ぜひよろしくお願いします!
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