主にアナウンス室に在籍するアナウンサーが、趣味や仕事、日常の中で出会ったちょっといい話などを、思い思いに分かりやすい「ことば」でつづっていきます。


投稿者 田中寛人アナ

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あこがれの長岡花火★

2017年09月29日 09:00

週刊ニュース深読みでプレゼンターをしている田中寛人です。

すっかり秋めいてきましたが、この夏のみなさんの一番の思い出はなんでしょうか?

私はずばり、長岡花火を間近で見られたことです!

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しかも浴衣で(笑)(中継の仕事ですが・・)

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私の亡くなった祖母が新潟の出身で、「長岡の花火はすごい」という話を小さい頃から聞いていましたが、 実際見たのはことしが初めてでした!
祖母があまりに興奮気味に話すので、どんなものなんだろうと、昔から妄想ばかり膨らんでいましたが、 評判違わぬ、大感激花火でした!

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地鳴りのような音と、まさに降り注いでてくるような圧倒的な迫力。
中継の合間には、時間が止まったように、ついつい見入ってしまいました。

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一緒に中継を盛り上げてくれたのが、打ち上げ会場から最も近くの大島小学校のみなさん。
ことしは初めて自分たちの花火をあげました!みんなで古紙の回収などをして資金を集めたり、 東京で観光客に長岡花火のPRを頑張ってきました!
そして、毎年欠かさず家族で見に来るという今泉さんご一家。
親子3代みんなそろっての観覧はことしが初めてだったそうです。

毎年8月2日と3日に行われ、ことしも2日間で100万人以上が観覧しました。

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みんなに愛されている長岡花火。曜日に関係なく毎年この日に行われるのには理由があります。
本番の前日の1日、夜10時半にあがる白い花火があります。

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72年前の同じ日、同じ時間、同じ場所で空襲があり、1400人以上の尊い命が奪われました。
私の祖母も当時、長岡の学校に通っていてその惨状を目の当たりにしたそうです。
白い花火はその慰霊の花火です。長岡花火は華やかでありながら鎮魂の花火でもあるんです。

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たくさんの人の思いを乗せて打ち上げられる花火だからこそ、心に響くものがあるのだと思いました。
これからも、多くの人に見守られて、この花火がずっとずっと続いていくことを願っています。