主にアナウンス室に在籍するアナウンサーが、趣味や仕事、日常の中で出会ったちょっといい話などを、思い思いに分かりやすい「ことば」でつづっていきます。


投稿者 飯塚洋介アナ

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冬の軽井沢で〇〇三昧

投稿日:2020年02月21日 09:00

今月、長野県の軽井沢町に行ってきました。
リゾート地でゆっくり!と言いたいところですが・・・もちろん仕事です。

平昌オリンピックでの日本の活躍もあり、さらに人気が高まった「カーリング」。
今年度の国内チャンピオンを決める「日本選手権」の中継でした。

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今回の会場は、軽井沢町の軽井沢アイスパークです。
カーリング専用の通年型リンクで、2013年にオープンしました。
普段から、地元の大会はもちろん、練習場所などとして親しまれています。

テレビ中継では、1つの試合に絞って放送していますが、
実は、試合が行われるシートはこれだけあります。

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日本選手権では4つのシートを使い、同時に複数の試合を行うことができます。

NHKでは、予選リーグから毎日2試合、決勝までの8日間で合計16試合を放送しました。
放送も長期間でしたが、選手はもっと大変です。
各チーム、基本的には1日2試合、ないし1試合を戦います。
第1試合が朝9時から始まり、最後の試合は、遅いときで夜9時ごろ終わります。
それを毎日繰り返すので、体力、気力が求められます。

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選手たちが投げるストーンも、赤と黄色8個ずつのセットがシートの数だけあります。
1つのストーンは直径が約30cm。重さは約20kgもあります。
このストーンを、的となる円「ハウス」に向けて投げるのですが・・・

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写真の手前の位置から、「奥」にわずかに見えているハウスを狙うのです。
ちなみに、シートのタテの長さは約45m。
こんなに遠くに見えている的をめがけているにもかかわらず、
選手たちは正確に中心へとストーンを運んでいくのです。
生で見ると、よりそのすごさを実感します!
ハウスは両サイドにあり、エンド(野球でいうイニング)ごとに行ったり来たりを繰り返します。

今回の日本選手権は、早くも2022年北京オリンピックにつながる大会となりました。
日本は男女とも、まだオリンピックの出場権は獲得していませんが、
今年と来年の日本選手権で「連覇」したチームは、オリンピックの日本代表に内定します。
オリンピックにつながる大会、さらには熱心なファンが多い軽井沢での開催ということもあり、
連日多くのファンで盛り上がりました。

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女子の優勝チーム「ロコ・ソラーレ」は、このあと3月中旬に開幕する世界選手権に出場します。
世界選手権では、順位に応じて各国にポイントが与えられます。ここで多くのポイントを獲得できれば、
北京オリンピック出場権獲得にも近付きます。
(残念ながら、男子は、世界最終予選で敗退したため、今年の世界選手権に出場することはできません。)

NHKでは、女子の世界選手権も連日お伝えします。
今年は、カーリングの本場「カナダ」での開催です。
今回の日本選手権を見逃してしまったという方は、是非、世界選手権の放送でカーリングの魅力を
感じて頂ければと思います。
大会は、3月14日~3月22日まで、カナダのプリンスジョージで開かれます。