相棒
2020年11月06日 09:00
おはよう日本5時台を担当している佐藤克樹です。
突然ですが、「相棒」と言えば思い浮かぶものはなんですか?
やっぱり右京さんですか?
冷静かつ鋭い推理、そしてあの紅茶をいれる姿!かっこいいですよね。
こちらはNHKの右京さんです。熊本局で一緒でした(現在は大阪局です)。紅茶ではなくトリの胸肉とアイスクリームをこよなく愛するナイスガイです。
閑話休題。私にとっての相棒は。。。
この写真は新人時代のものです。左腕に、相棒がいます。
私にとっての相棒は、この腕時計です!
電波時計で、常に正確な時を刻んでいます。
初任地(一度目の熊本局)のときに購入して以来、文字通り肌身離さず身に着けてきました。
彼(ドイツ語では女性名詞らしいので彼女?)との付き合いは、もう18年になります。
放送では時間の管理はとても重要なのですが、この相棒のおかげで安心して業務に臨むことができました。
早朝のお天気中継をしたときも、甲子園で実況したときも、そして4年前の熊本地震のときも。そしてもちろん、おはよう日本でも。
頼れる相棒を紹介するにあたり少しでもきれいにしてあげたいと思い、お掃除することにしました。
18年分の感謝の気持ちを込めて...。
この18年で修理に出したのは一度だけ。体調を崩しやすい私と違って丈夫なんです。
定年まであと20年以上。これからも頼りにしてるよ、相棒!
古代に想いを馳せてみる
2020年11月13日 09:00
こんにちは、赤木野々花です。
私事で恐縮ですが、
最近興味が出てきたもの...
それは、古墳、です。
ホンジャマカの恵さんとともに司会を務める「ミステリアス古墳SP」。
全国に15万あるといわれる古墳を紹介していく中で
古墳って、そんなに奥深いの!?と驚き、じわじわと興味がわいてきたのです!
番組を担当するまでは、
"古墳...、なんとなく王様のお墓?"と思っていました。
確かにお墓はお墓なのですが
番組にもご出演くださっている考古学者の松木先生によると
王様だけではなく、一般の民衆でも古墳を作ることがあり、
大きさによって「その人の偉さ」が違い、
形によって「ヤマト政権との距離」が違ってくるんだそう!
しかも、こんな多種多様な古墳があるのは日本だけ!
どうですか?
古墳時代、はるか昔の人が考えてたことを想像して、
わくわくしてきませんか?
また、古墳には欠かせない"はにわ"は「魔除け」の役割を果たしている、
というのも面白ポイントです。
(スタジオセットにも埴輪がたくさん)
人型の物もありますが、壺のような形や、側面に羽が生えているものもあるんです。
その羽をぴっしり合わせて、
悪いものがお墓に入ってこないようにしているそうです!
見た目がゆるキャラのように癒し系なのに、
そんな役割を果たしていたなんていじらしいです。
古墳は時代が古いものですので、はっきりと事実がわからないことも多いですが
それがまたミステリアスで、想像力を掻き立てる存在です。
コロナが落ち着いたら日本全国古墳巡り行きたいな~。
みなさんもぜひ番組で古墳の奥深さを味わってみてください!
放送の醍醐味
2020年11月20日 09:00
NHKで放送に携わってきて、やりがいのある仕事に出会うことが数多くありました。
自らカメラに向かって伝えることで得られる達成感は言うまでもありませんが、
私が思うもう一つの醍醐味(だいごみ)は、チームでいい仕事ができたときに得られる充実感です。
これは先日のアメリカ大統領選挙で開票速報を放送したときの様子です。
刻一刻と変わる状況をリアルタイムで伝えました。
日中のキャスターとしてカメラに向かったのは、セットに座る井上裕貴アナ。
後ろから見つめるのは、「正午ニュース」の三條雅幸アナ、
前方を固めるように
「おはよう日本」の新井秀和アナ、「ニュースシブ5時」の大橋拓アナ、
「クローズアップ現代+」の栗原望アナの姿も。
放送中、画面を通して見えるのは出演するアナウンサーだけですが、
その脇にはサポート役のアナウンサーがいて、
安定した放送を出すうえで決定的に重要な役割を担います。
私たちは「サイド」と呼んでいますが、
難しい放送になるほど、そのサイドが放送の成否を左右するといっても過言ではありません。
今回、まれに見る大接戦となったアメリカ大統領選挙。
サイドは、キャスターが正確に伝えているかをチェックするのはもちろんですが、
新たに勝利確実が出た州の情報を差し込む役、必要な資料の出し入れをする役、
現地アメリカの放送をチェックする役などに分かれ、それぞれが全力で支援しました。
各州の得票状況を伝える池田伸子アナの脇には、「おはよう日本」渡辺健太アナ。
プレゼンターの赤木野々花アナを支えるのは、
同じく「おはよう日本」の塩田慎二アナと新井隆太アナ。
事前に何度もミーティングや勉強会を重ねていたこともあり、
無事に放送を出すことができました。
ミッション完了後は、みんな笑顔!
BS1「国際報道2020」の今井翔馬アナも当日の放送準備をしながら、
駆けつけてくれました。
「チームワーク」は、この仕事の一番の醍醐味かもしれません。
弱い自分と...
2020年11月27日 09:00
こんにちは。豊原謙二郎です。
若いころは体力に自信がありましたが、今は昔。
アラフィフの己を自覚し、最近は体を動かすことに再び目覚めています。
しかし、生来の面倒くさがりの私はジム通いができません。
そこで基本的には近所のランニングと自重トレーニングをぼちぼちやっています。
あ、自重トレーニングというのは、ジムなどにあるようなマシンやダンベルなどの重りを使わず、自分の体重を負荷にして鍛えるトレーニングのことです。簡単に言えば、腕立て伏せや腹筋、スクワットなどです。
腕立て伏せ、腹筋でそれなりに効果は出てきた(ような気がしています)のですが、いかんせん地味な運動なので、やや飽きてくるのも正直なところ。そこで、最近、新しい仲間を導入しました。それがこちら。
おうちトレーニング用の「懸垂バー」です。ドアの枠に「突っ張り棒」のように取り付けます。まあまあな体重(非公表です)の自分がぶら下がると(そもそも足がついてしまいますが)、家が破壊されるのではないかという心配もありましたが、今のところ杞憂に終わっています。こんな感じで、鍛えています。
しかし、懸垂なんて高校卒業してからまずやってませんので、最初は1回やったらぶら下がったきりになっていましたが、少しずつ、3回...いまは5回ギリギリ...くらいまでになってきました。
普段はアスリートたちの挑戦を伝えている立場として、ささやかですが「弱い自分」に挑んでいる今日この頃です。