主にアナウンス室に在籍するアナウンサーが、趣味や仕事、日常の中で出会ったちょっといい話などを、思い思いに分かりやすい「ことば」でつづっていきます。


投稿者 千葉美乃梨アナ

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食リポの達人

2018年09月07日 09:00

千葉美乃梨です。
昨年度に引き続き、ラジオ第一『サンドウィッチマンの天使のつくり笑い』と、今年の4月からは『あさイチ』でリポーターも担当しています。
どちらの番組もメインMCは、超一流の漫才師!!ということで、若手も含めてお笑いライブに行く頻度が激増。アナウンサーの先輩とはまた違った角度で、総ツッコミを入れられながら、色々と学ばせて頂くことが多い毎日です。

そんななかで、生まれ持ったリアクションセンスに怯える瞬間に、出会いました。

それは、帰省中。実家でバーベキューをした時のこと。

ひたすら大好物の焼き鳥を食べている人がいました。

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1歳の甥です。焼き鳥が好きなところは、私に似たのでしょうか。

「んっ!うまいっ!!」
口に入れてから感想を言うまでの絶妙な「間」、
そして「短い言葉で分かりやすく伝える」。
食リポとして、いや、アナウンサーの仕事においての基本、まさに満点。
しかも、この時、甥は目を閉じて、何とも言えない表情をしていました。

1歳児に嫉妬すら覚えた、2018年・平成最後の夏。


投稿者 松田利仁亜アナ

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約1年半で21か国巡りました

2018年09月14日 09:00

ごごナマ月曜日の中継コーナーを担当して2年目の松田利仁亜です。
昨年度は、『世界安上がり食文化紀行』というタイトルで、日本に居ながらにして外国の食文化を体験しよう!というコンセプトで放送していましたが、その食文化紀行、去年12月末に「次回紹介する国は、コモロ連合!」と決まったあと、オリンピックの放送休止や出演してくださる方の都合などなどあって、先日、8か月の間をおいて、ようやく放送が実現しました!!
(ん?どこの国?と思ったあなた、地図をご覧ください。アフリカ大陸東岸とマダガスカルの間の島国で、日本にいるコモロ人はなんと2人だけ!!)

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出てくださったシャミさん。同い年で、同じ時期大分に住んでいたことで意気投合!
しかしごごナマ、8か月空いたって、やると言ったらちゃんとやるんですよ。律儀だと思いません?
(ま、なんといっても、NHKなんで...)

この食文化紀行では、料理だけでなく各国の文化も紹介したのですが、するとやっぱりいわゆるコスプレ的に各国の民族衣装を着ることが多かったんです。その一部、ご紹介しましょう。

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まず、ナイジェリアのラッキーさんにお借りした紫が鮮やかな民族衣装。叩いているのは伝統的な楽器ジャンベ。

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こちらはエジプトの衣装。ターバンは知ってましたけど、その前にニット帽をかぶるとは!だから通気性が意外といいんです。暑い国らしい工夫!そしてターバンを垂らすのがおしゃれポイントだそうです。

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つづいてブータン。隣のツェリンさんの格好と並べるとどちらがどちらの国の人かわかりません。

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そしてサウジアラビア。もはや私、日本人感ないですよね?ね?

食文化紀行の中継シリーズは完結となりましたが、一年間でこんなにいろんな文化に触れられるとは思いませんでした。仕事ながら、実に楽しい異文化体験でした。唯一の心残りは実際に海外に行けなかったことでしょうか。

でも、食文化紀行なのに肝心の食の写真がほとんどないって、どうなんだ??


投稿者 赤木野々花アナ

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第85回NHK全国学校音楽コンクール

2018年09月21日 09:00

赤木野々花です。
今年度は、「日本人のおなまえっ!」に加え「ニッポンのジレンマ」や、不定期ですが「おやすみ日本」など(日本が多い)、番組MCを中心にいろいろと担当させていただいています。

そんな中、とっても楽しみな仕事の一つだったのが
こちら!「NHK全国学校音楽コンクール」です!

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東京都コンクールの司会を務めたあと、
先日、関東甲信越ブロックコンクール・小学校の部の司会も担当させていただきました。

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↑見てください、この嬉しそうな顔。

「舞台」という場所は、演奏家を目指した時期もある私にとって、特別な場所です。
順番を待つ舞台袖、不安と緊張で震える手、登壇した時のライトのまぶしさ、終わった時の達成感...
すべてが懐かしく、
その極限状態のなかで成果を出すことの難しさも思い出しながら司会をしていました。

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(ステージから客製側を見ると、こんなに天井が高いんです!)

Nコン名物!?最後に全員で課題曲を合唱する姿を見ていると
心も体も洗われ、仕事中にもかかわらず涙が...(だめですね)

次は全国コンクールです。それまでに涙腺を鍛えておきます。

10月6日(土)7日(日)、8日(月)の3連休。

全国の児童・生徒が、これまでの成果を大舞台で披露する姿、
生放送でお伝えする予定です!
詳しくは↓今年のNコンのHPをどうぞ!

https://www.nhk.or.jp/ncon/


投稿者 芳川 隆一アナ

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長崎で感じた"世界のいま"

2018年09月28日 15:00

毎週日曜日の夕方6時5分から放送している「これでわかった!世界のいま」を担当している芳川隆一です。毎回、いろいろな模型や仕掛けを使って、世界情勢を何とかわかりやすく伝えようと奮闘していますが、それと同じぐらい思い入れがあるのが、番組後半にお送りしているVTRリポート。私も、"世界のいま"にまつわる色々なテーマで取材しています。

今月(9月)、国連が毎年9月21日に定めている「国際平和デー」についてお伝えしました。国連機関やNGOが中心となって、世界各地の紛争地域の当事者に働きかけて、せめてこの日、1日だけは戦闘を止めて、住民のための人道支援を行おうという日です。「国際平和デー」を提唱したのはイギリス人のジェレミー・ギリーさん(49)。先日、初めて来日されたということで、話を伺いました。

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軍人だったギリーさんの祖父は第2次世界大戦中、日本軍の捕虜となり、日本国内の捕虜収容所に送られました。戦後、イギリスに復員するための船に乗った場所は長崎。原爆によって焼け野原となっていました。幼いころに祖父の体験を聞いていたギリーさんは、祖父が見た原爆の惨劇を繰り返してはいけないと心に誓い、「国際平和デー」を提唱したそうです。世界を動かす日をつくったきっかけは、長崎にあったんですね。インタビューの後、自分の活動の原点を見つめようと訪れた長崎にも、同行させてもらいました。

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長崎市の爆心地公園で、ギリーさんと、「国際平和デー」を日本で広める活動をしている団体の共同代表の方との1枚です。私たちの後ろに立つ石碑の上空およそ500メートルで原爆がさく裂し、町は焼け野原となりました。この写真を撮った後、祖父が見たであろう光景に思いをはせるように、この場に佇んでいたギリーさんの姿が印象的でした。 長崎での取材は先月(8月)にも。去年、核兵器禁止条約の国連での採択に貢献したとしてノーベル平和賞を受賞したICAN=核兵器廃絶国際キャンペーンという国際NGOが、平和賞のメダルと賞状を長崎と広島の原爆資料館に展示しました。核兵器禁止条約の採択には、日本の被爆者が国際会議の場で体験を語ったことが大きく貢献したとして、その「お礼と報告」の意味もあったんです。

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(写真は広島の原爆資料館での展示より)

私は長崎の原爆資料館で、展示初日の場面に立ち会い、メダルを「核廃絶への希望」だと歓迎する被爆者の女性にもお会いしました。展示は期間限定でしたが、核廃絶を願う多くの被爆者に勇気を与えたようでした。

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このように、偶然ではありますが、先月、今月と続けて取材で長崎を訪れています。
「国際平和デー」もICANのノーベル平和賞も、原爆の惨禍を決して繰り返してはいけないと願う人たちの思いが、世界を動かしているんだと強く感じます。
これからも、核廃絶や平和をめぐる世界の"いま"の動きをお伝えしていきたいと思っています。